※就業規則説明会のため、東京から高速バスを利用して千葉県の館山へ行ってきました^^
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最近、ご紹介での「就業規則に関するご相談」が非常に増えてきています。特に昨年からは、人手不足や働き方の多様化といった背景もあって、就業規則の見直しをしたい、というお客様からのご相談を本当に多くいただいています。
就業規則を見直す理由はお客様ごとに異なりますが、例えば次のような背景があるようです。
・ 昔作ったままで、法改正に対応していない。古い内容のままである。
・ 変化の激しい時代に対応した柔軟なルールが必要。
・ 実際の働き方と就業規則が合っていないので、実態に合わせたい。などなど・・・
ちなみに一昔前は、作った就業規則を「なるべく従業員には見せたくない^^;」という空気感があったように思います。実際に、従業員の目に触れないような場所(社長室の金庫とか!)に保管されていたケースも少なくありません。
ですが、就業規則はあくまで従業員に「周知」されて初めて効力が発生します。見えないところに置いておいてはせっかく作成した就業規則の効力は発生しません…この「周知」の部分は、私も必ずお客様にしつこく(?!)お伝えしています。
現実として、昔は「周知」の話をしてもお客様からいい反応を得られなかったこともありましたが^^;本当に時代が変わり、今では会社様の意識も変わり、就業規則も「隠すもの」から「共有するもの」へと意識チェンジしています。
実際にお客様とのやりとりから「せっかく作ったルールだからこそ、従業員としっかり共有して、気持ちよく働いてほしい」という考え方が主流になってきているのを実感します。本来のあるべき形にやっと時代が追い付いてきているのだなあ、と感じます。
先日も、就業規則の見直しが完了したお客様において、「就業規則説明会」を行いたい旨のご相談をいただきました^^
お客様からは「社内の人間が説明するより、社外の専門家に話してもらったほうが、従業員もフラットな気持ちで安心して聞けるし説得力がある」とおっしゃっていただきました。
説明会では質疑応答の時間も設けていて、従業員の皆さんがその場で疑問を解消できるのも大きなメリットです。就業規則を整備し、これをきちんと説明する場を設けることは、会社として「人を大事にする」姿勢の表れであると感じます。
実は5月にも、就業規則を見直された会社さまの説明会を予定しています。しっかりと就業規則の内容をお伝えし、働きやすい環境づくりをサポートしていきたいと改めて思います!