
最近、エグジットマネジメントの重要性をひしひしと実感しています。。
エグジットマネジメントとは、従業員が会社を退職する際の出口戦略としての人事マネジメントのことをいいます。
これまではどちらかというと、退職といえば単なる「退職手続き」として捉えられがちでしたが、本来はもっと広い視野で考える必要があります。
具体的には、退職理由の分析、トラブルの予防、会社ブランドの維持、そして将来的な再雇用・関係維持までを含めて管理することが求められているのです。
現在は、人手の確保が厳しい時代です。退職理由によっては、将来的に再入社や再雇用という可能性も残しておきたいところです(いわゆるアルムナイ採用という考え方)。
一度退職した優秀な人材が、また戻ってきてくれる可能性を残しておくことは、これからの時代において大事な視点であると思います。
また、以前と比べても退職後に何かしらの不満を抱えていた方から訴訟を起こされるというケースも増えてきています。さらに、SNSへの投稿で会社のイメージダウンにつながる内容が書き込まれると、採用活動にも大きな影響が出てきます。
こうしたリスクを踏まえても、退職時にただ手続きを行うだけではなく、しっかりとした出口戦略を実施する必要があるのです!
その中でも特に大事なのが、退職時の面談です。実施されている会社様も増えていますが、私もお客さまには、退職時の対応として丁寧に面談を行うことを提案しています^^
退職や退職後の手続きについて説明することはもちろんですが、やはり退職理由の確認は必須です。もちろん、退職理由を確認しても、本音を言わないケースも多いかもしれません。
ですが、人手確保が難しい時代において、定着率を上げていくことは会社として優先すべき課題のひとつであることは間違いありません!
現在は働き方も価値観も多様化していることもあり、退職理由もまちまちであることが多いですが、それらを丁寧に分析することで定着率を上げていくヒントが見えてくることがあります。
また、退職面談では使う言葉も意識して選ぶ必要があります。何かしら不満を持って退職する従業員が、退職時や退職後に不満をぶつけてくることもよくあります。このとき、会社側が感情的に反応しないことはもちろんのこと、粛々と冷静に言葉を選んで対応することが求められます。
会社側も、辞めてしまう従業員に対していろいろと思うところがあり、言いたいこともあるでしょう^^;しかし、結果的にはトラブルにならないよう対応することが、会社にとって大きなメリットをもたらします。
戦略として気持ちよく退職してもらうという姿勢で対応していくことが、これからの時代には欠かせない視点なのです・・・!
エグジットマネジメントは、単なる事務手続きではありません。
会社の未来を守り、よりよい組織づくりにつながる重要な取り組みとして、ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います^^