このたび、「改訂版 社会保険・労働保険手続きインデックス」の出版をいたしました!
※写真はジュンク堂池袋店の様子です^^
実は、今回の改訂版の出版にいたるまで、かなりの時間がかかりました…^^;
最初に改訂版の出版のお話をいただいたのが、2020年10月だったように記憶しています…
旧版が2018年12月の出版でして、2020年10月までの間で改正になった(改正予定)の個所についてはざっと下記のような内容がありました。
1)大企業の社会保険の加入要件が中小企業にも適用拡大予定
(2022年10月~100人超、2024年10月~50人超)
2)本人申し出によること確認済で個人の認印が不要になってきている。
また、コロナ禍やハンコ廃止の動きで、会社印も一部不要になってきている。
3)厚生年金保険の標準報酬月額の上限が変わっている(620千円⇒650千円)
4)外国人の在留カードNOの提出が必要に
5)雇用保険の氏名変更届が不要に
6)在職老齢年金が変更になる
(2022年4月~60歳前半の在老が緩和など)
7)その他コロナによる特例改定などの取り扱い
等など…
こうした状況を踏まえて、当初は2022年4月または10月のタイミングで改訂版を出版するのがよいのでは?ということで改訂版の話が進んでいました。
執筆を進めていくにあたって、4月より10月のほうがよいのではないかということになり、2022年10月を目指して執筆をしていて、さあ、最後の校正だ!というタイミングで、なんと協会けんぽの書式が2023年1月から大幅リニューアルされるという情報が…^^;
リニューアルの内容をみてみると、給付関係の書式が変更になり、記載内容も簡素化されるということで、さすがに10月に出版して1月に書式がリニューアルというのも間が悪いのではないかと出版社様とご相談し、結果として出版時期が延期され、ようやっと2023年4月現在に出版にいたった…という経緯がありました。
とにもかくにも、無事に出版され、ほっとしています^^
著者校正も、おそらく今までで一番回数を重ねて対応したように思います。何度も繰り返し校正しているので、さすがにもう、直すところもないだろう!?と思っていても、恐ろしいことに毎回何かしら修正に気づいて、ここが違っていた、ここも変わるところだ、など、追加追加で修正を行いました^^;
直近では、健康保険証とマイナンバーカードが2024年秋には一体化するという話も出てきましたが、何とかそこまでは反映することができました。
地味~~な実務書になりますが、もし機会がありましたら、お手にとってもらえたらうれしく思います!