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選ばれる中小建設会社になるための人材採用・育成セミナー!

2022年9月27日、宮城県様主催で「人手不足時代到来!選ばれる中小建設会社になるための人材採用・育成セミナー」の講師を務めました!

こちらはオンラインのため、私は東京の弊社の事務所からリモート対応をさせていただきました。

通常はオンラインの場合、WEB会議システムはzoomを利用することがほとんどですが、今回はWebex Meetingsを利用するとのことで、当初うまく作動できるかどうか不安でした・・・。

ですが、事前打ち合わせなども経て、特に問題なく無事に開催ができ、ホッとしました^^(ちなみに動作方法はほぼzoomとも変わらず、むしろ使いやすいという感じもありました!)

建設業においての人手確保の難しさは、ほかの業界よりも深刻な状況ではありますが、とにかく今できることから始めなければ何も変えることはできません…そこで、本セミナーでは、人手不足時代の「人材採用」及び「人材定着」に向けての取組みについて事例を交えてお話をさせていただきました。

マイナビさんが2023年卒学生に調査した就職活動に関するアンケート結果をみると、「安定している会社」「休日・休暇が多い会社」「給料のよい会社」が上位にあり、若手の価値観を確認することができます。

この結果からも、他産業よりも労働時間が多く休日が少ない建設業界は、働き方改革を進めなければ、若手人材の就職を希望する業界として、検討の選択肢にも入ってこないということが予測されます^^;

その危機感を共有して、現在も建設業界をあげて働き方改革を進めているところではありますが、業界として選んでもらった後には、次は同業者の中での競争が待っているわけです・・・

そこで、しっかりと、関心がある応募者に、自社のよいところをアピールしていくということが必須となります。

しかしながら、意外と自社のよいところ、強み、特徴を自社で理解できていないという問題があります。

とりあえずは思い当たる自社の特徴を情報発信をして自社を知ってもらう。まずはここからはじめましょう。

現在はハローワークの求人票も、情報をたくさん記入できるようになっていますので、コチラも書けるところはすべて書く。

そして、できれば自社のホームページに、採用に対する社長の思いや同職種の先輩の活動の様子など、応募者が入社後の姿をイメージできるように情報発信をしていきましょう!

とある中小建設会社さまでは、ホームページにYouTubeで動画を撮影し、若手社員の仕事ぶりやインタビューなどを掲載して、毎年確実に若手社員の確保を実施できるようになったとおっしゃっていました^^

ホームページやYouTubeなど、発信は簡単ではないですし、尻込みしてしまう気持ちも共感できますが、人手の確保を本気で考えるのであれば、できることは何でもやる!この姿勢が何より大事です。

また、人手確保を優先したくても、ミスマッチ採用は防がなくてはなりません・・・

採用を急いでも、定着せずに早期離職になってしまうと、会社も従業員側もお互い不幸になります^^;

どんなに人を採用したくても、ミスマッチの予感がある人材は、勇気をもって「採用しない」という選択をしましょう。

あわせて、せっかく雇った人材を、早期離職させないための仕組みつくりも重要です。

勤続年数を重ねることで、どれだけ成長できるか?どれくらいの評価をしてもらえるのか?ブラックボックスではなく、見える化して従業員と共有できるようにしましょう。

先にご紹介したマイナビさんの2023年卒学生に調査した就職活動に関するアンケート結果からも、若手人材は「社風が自分とあっている」ということを安心して働ける環境である点に挙げています。

社風がいい、風通しがいい、ということは、コミュニケーションがとりやすい、ということにもつながります。

定期面談はもちろんですが、随時1on1ミーティングを実施するなどの職場環境の整備も行っていきましょう^^

人に関する取り組みは、やったらすぐに結果がでるというわけではないのが苦しいところではありますが^^;中長期的には確実に結果が異なってきます。

あきらめずに継続して取り組んでいくことが大事だと感じます。

・・・ちなみに、コロナで控えめだった講習会の開催も、今年の秋は少しずつ開催が戻ってきています(11月、12月も講習会の予定があります^^)今後もまだまだ人材確保・育成の課題は山積みではありますが、できるだけ事例や最新情報ともとに、講演会でもお話をしていきたいと思います!

 

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